3)「ビジネスマンための情報武装セミナー」
〜電子ネットワークで会社が変わる〜
1.日時:8/11(月)14:00〜23:00
8/12(火) 9:00〜11:45(1泊2日)
2.場所:1日目:雇用促進事業団立西播磨コンピュータ・カレッジ
2日目:兵庫県立先端科学技術支援センター大ホール
3.ねらい:インターネットやコンピュータは今やビジネスにとって不可欠なツール
となりつつあります。しかし、仕事にパソコンを導入したいけれどどう
やっていいか分からない・・・インターネットを仕事に使ってみたいけ
れど使い方が・・・という方の悩みを解消するためにこのセミナーを開
設しました。
4.概要:
・1日目:
ア.講義:
講師:JEDI/日本電子機器工業 平野 知広 氏
内容:「ビジネスのツールとしてのインターネットの活用法」
ビジネスのための情報収集に役立つインターネットの検索エンジン
の活用方法や、電子メール・メーリングリストの効用と活用方法を
学びました。また、デジタルカメラを活用して参加者自らが自己紹
介のホームページを作成し、インターネット上で発信する実習も行
いました。
イ.交流会
参加者が日頃仕事上でパソコンやインターネットについて疑問に思
っていることを解決するために、講師と情報ボランティアを囲み、
和やかな雰囲気の中で話し合いを行いました。
・2日目:
ア.講演
演題:「ネットワークコンピューティングによる戦略的情報化」
講師:はりまインターネット研究会事務局長 和崎 宏 氏
内容:ネットワークコンピューティングによる戦略的情報化
1.情報化の目的はなにか
(1) 生産現場、事務管理部門、そして営業部門へ拡がる業務改革
事務機からコミュニケーションツールへ
(2) リエンジニアリングとリストラクチャー
80年代後半の米国と90年代前半の日本の考え方の違い
(3) 70点社員を補完する情報通信ツールの活用
満点社員を育てる時間と経費の余裕がない
(4) ムダを省いて効率化
勤務形態の見直し
共有化のメリット
CIOの誕生と全社的意識改革
(5) 企業情報化のキーワード
「スピード」、「フラットな営業組織」「情報の共有化」
(6) 大小に関係ない企業の二分化
業種業態に依存しない新産業革命
(7) 勝ち抜く条件はビジョン構築
「夢」のないところに「未来」はない
シリコンバレーモデルと21世紀の日本
2.求められる営業部門の情報武装
(1) 「情報化とは何か」という社内議論を
経営効率を向上させ、情報感度を磨き、企業の競争力を高める
(2) 新タイプ営業の特徴
「営業情報の支援」−他社との差別化
「企画提案型営業」−足で稼ぐことからの脱却
「組織の営業」−一匹狼からチームセールスへ
「顧客満足の営業」−リピートを生む営業スタンスの明確化
(3) スピードがビジネスを決める
横並び的「日本企業の時間」から、即断即決の「米国企業の時間」へ
ワンストップで変わる業務形態
(4) 人海戦術からの脱却
営業人員を増やしても営業強化につながらない
(5) 変化する販売手法と営業の役割
足で稼ぐ営業は行き詰まる−顧客の数より生産性の高さを
(6) 組織的営業への転換
気分から気持ちへ−活楽思考の仕事術
(7) ネットワークコンピューティングが企業を変える
情報リテラシー開発の必要性
3.電子ネットワーク化が会社を変える
(1) 続々登場する情報通信ツール
PDAがビジネスツールの核になる
情報通信ツールの活用法
新ツールを活用した新しい仕事術
(2) 電子メール導入で「見えないものが見えてくる」
社内コミュニケーションの激変
(3) 誰でも簡単に使えるシステム構築を
全員が使えて初めてネットワークの効果が出る
(4) 社内ネットワークがもたらすメリットの二面性
業務の効率化とビジネスチャンスの創出
4.情報化に対応した組織改革へ
(1) 電子ネットワークを推進するポイント
「よくばらない」「明確なメリットを」「情報共有を活かす」
(2) 「人の管理」から「情報の管理」へ
管理職の役割を変える電子ネットワーク
(3) 避けられない企業風土、組織体制の変革
経営課題の明確化
(4) 情報化の前にやるべきこと
オープンな人事や査定
フラットな組織づくり
チームワーク営業の実践
人間性の評価
社員の経営参加
(5) 情報化による成功の法則
イ.B-ISDNを活用した遠隔セミナー
仕組み:大阪産業大学(大東市)の講師と、兵庫県立先端科学技術支援セン
ター大ホール(播磨科学公園都市内)の参加者との間をB-ISDN実
験網で結び、鮮明な映像による双方向での遠隔セミナーを実施しま
した。
演題:「情報通信を活用したビジネス展開」
講師:NTT神戸支店地域開発担当部長 幸長 敏尚 氏
内容:ここ数年のパソコン、移動体通信、インターネットの普及と情報化の
動向とビジネス分野への活用方法等について学びました。
5.参加費:一人10,000円
6.参加人数:12人
7.参加者からの感想:
・参加者Aさん(神戸市、男性)
「いろいろと他の参加者以上にお手をわずらわし、本当にありがとうご
ざいました。小生もセミナーに参加した後、パソコンの必要性を確信
し、8月にパソコンを購入しました。9月中頃にはインターネット、E
メールも始められると考えています。またその節には連絡させていた
だきます。取り急ぎお礼まで。」
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