指導にあたって



 デジタル・カメラを貸与されてから、子どもたちがその操作を覚えるのはすぐでした。
やっぱり頭がやらかいのか、修得は大人よりはるかに早いです。
 そこで、何を撮るかが問題になってきます。
ちょうど、学期末を迎え、忙しいとき。
結局、ほとんど何も撮らずに夏休みに入ってしまいました。
 夏休みは夏休みで、子どもたちも忙しく、全然つかまりません。
結局、デジタル・カメラだけが、順番にいろいろな児童の手に渡り、帰ってきたのが9月に入ってからでした。
それから、内容を見て、構成を考えて、文章を書かせてと、あわただしく締め切りギリギリまでかかって、まとめた次第です。
 内容は、子どもたちの発想を大切にし、この企画のコンセプトに合うようにと、多くの取材結果から選択して構成しました。
また、4月に社会で香寺町の歴史遺産について、ちょっと調べてまとめていたので、それも使いました。
中身は、ひょっとすると事実ではない部分もあるかもしれません。
また、取り上げた内容も、かなり校区のものに偏っています。
 大人の感覚では、あそこも入れて、ここは削ってとか、いろいろ思わなくもありませんが、子どもたちはいろいろ活動できて、大変満足しています。私もこの企画をやって、よかったと思っています。
他の学校のページを見るのが、今から楽しみです。
 最後に、この企画を実施され、このような機会を与えて下さった方々に感謝します。

1997年9月9日 
         中寺小学校  太田垣 善隆